ニッサン・スカイライン・2000RS-X インタークラー・ターボC
(NISSAN SKYLINE 2000RS-X INTER-COOLER TUROB C – DR30型 – 1984年)
こちらは、知る人ぞ知る、「鉄仮面」こと、スカイライン・RSのインタークーラー付 「ターボC」と云うクルマです。
80年代には、一世を風靡しました。
しかし、80年代の日産車の名前・・・長い!
1981年に登場した、6代目スカイライン「R30」型の発展モデルは、フロントグリルレスのスタイルが特徴的で、これが「鉄仮面」と呼ばれる所以となりました。
さらに、1984年に、ターボの圧縮気を冷やす装置「インタークーラー」が装備され、フロントバンパー左下に、開口部が設けれられた姿で、「ターボC」と呼ばれました。
時代は、スーパーシルエットやグループCカーのレースが盛んな時期で、そのイメージと共に、スカイラインRSシリーズは、人気絶頂の時代を迎えました。
【スペック】
車両型式:ニッサン DR30型
エンジン:FJ20ET型 水冷式直列4気筒 DOHC 1,990cc インタークーラー+ターボチャージャー付 電子制御燃料噴射付
最大出力:205ps/6,400rpm
最大トルク:25kgm/4,400rpm
変速機:フロア式5速マニュアル/4速オートマチック
駆動方式:FR

後姿は、RS-XとRS-XターボCを見分ける特徴は無い。
ケンメリ時代から続く、丸型4灯のテールランプは、R30系の上位モデルに引き継がれています。
ちなみにCA18型エンジン搭載の、1800TIセダンには、角型4灯のテールランプが装着されていました。
ノッチバック型(トランク付の箱型)だが、リヤワイパーを装備しています。
スカイラインRS登場の頃は、太いタイヤの為に、ハンドルが重かったのですが、鉄仮面の頃には、パワーステアリングも装備されていました。

内装は、シートが電動コントロール付になっている。シート地は、ストライプ柄と真っ赤な柄が選べたようだ。
1980年代の日産社特有の角ばったインストゥルメントパネルが特徴です。
また、スカイラインのスピードメーター、タコメーターは、ゼロ点を指すと、針が水平になるレイアウトであることも特徴的でした。
尚、この個体のステアリングは、社外品のものに交換されているようです。
さらに、シフトの根元には、本来革のブーツが着くのですが、この個体にはありませんでした。
ちなみに、1984年は、ドアミラーが解禁になった後ですので、ドアミラーが純正装着されています。

特徴的な鉄仮面マスク。インタークーラーターボCには、専用のダクト付きフロントスポイラーが奢られていました。
21世紀のターボ車では、あたりまえになったインタークーラーと云う部品もも、1983年~1985年頃に、とても流行ったアイテムです。
各メーカーの、ターボモデルは挙って、この装置を付けるようになりました。
バンパー上部に、左右に立っている黒い物体は、ヘッドライトを清掃するためのウォッシャーです。
走りのスカイラインには、こういった安全確保の為の装備も充実していました。
【こぼれ話】
この個体は、昔所属したネオヒストリックカークラブの人たちと、別のクルマを見に行った際に、撮影しました。
モータースポーツでのイメージや、伝説話のお陰か、DR30発売当時は、最もスーパーカーに近い日本車と云う感じがしていて、街で見かけても、「あ!鉄仮面!」と、思わず振り返るカッコいいクルマでした。
当時、200馬力を超える日本車と云うのも、珍しい時代でしたから、RS-XターボCの登場は、さらに鮮烈でした。
21世紀に入っても、鉄仮面は、人気のあるネオヒストリックカーとなっているようです。



