【特別編】震災復興を応援する世界選手権のジャパンパワー!

日本国内でのモータースポーツの話題は、あまりにもマイナーなので、一般の報道ではほとんど壊滅的に報道されないのですが、世界選手権レースの一つ、「FIA-GT選手権」で、2チーム4台の日産GTRが、日本の震災復興にエールを送ってくれています。
ここでは、特別編としてこのことを書こうと思います。
画像:FIA-GT選手権公式サイト(英語)。
【前置き】FIA-GT選手権でのジャパンの活躍。
2011年シーズン、日産GTR(R35型)のFIA-GTレース仕様が、2チームから計4台エントリーしています。
選手権自体がリニューアルされる直前の2009年から、日産GTRは、試験的に参戦を始め、正式シーズン初年度の2010年は、日本人ドライバーの荒聖冶選手もGTRを操り、参加していました。
そして、日本のGT選手権やフォーミュラニッポンでも馴染みのあるドライバーもGTRのステアリングを握っています。
一人は、世界のテニスプレイヤー、クルム伊達公子選手の旦那さん、ミハエル・クルム選手。
そして、嘗て、FNでも活躍した、ピーター・ダンブレック選手。
2010年は、この二人がコンビを組み、イギリスのオートバックス的なチューニングパーツショップのチーム、その名も「スモウパワー(SUMO POWER)」のGTRで走っていたのでした。
2011年シーズンは、二人はJR Motersportに移籍し、別のマシンに分かれて参戦しています。
JRモータースポーツチーム
(JR Motersport – ドイツ)
ミハエル・クルム選手と、ピーター・ダンブレック選手が所属するドイツのチーム。GTR2台をエントリーしています。
3月の東北の震災後に開催されたレースから、リヤ・クォーターフェンダーに、「がんばれ!JAPAN」と云う文字(がんばれは、日本語で!)、そしてドアには日章旗を掲げてFIA-GT選手権を走っています。
「がんばれ!JAPAN」・・・日本ではタブー的に扱われる「がんばれ」ですし、「ニッポン」じゃないところが、返って遠いヨーロッパの国からの気持ちが伝わって来るような気がしました。
彼らが込めた、精いっぱいの日本語と云う感じでしょうか。
スモウパワーGTチーム
(Sumo Power GT)
1980年代に「Japan」と云う人気バンドがあった国だけに、スモウパワーと云うショップ名がいきなり親近感を覚えます。本物のお相撲の方は何かと大変な時期に入っているようですが。
このチーム。マークもお相撲さんの一番カッコいいフォームのシルエットになっています。
カラーリングも白と黒で、前から見ると、もしかして「まげ?」って思うデザインになっています。
こちらもJRMと同じ位置に「がんばれ!JAPAN」を掲げてくれています。
2010年シーズンは、クルム/ダンブレック組が日産の栄光のゼッケン!?「23」を掲げて走りました。
この左側の人が、テニスプレイヤー、クルム伊達公子さんの旦那さん、ミハエル・クルム選手。
全日本GT選手権でも、R35型GTRを操る、世界のGTR使いです。
しかも、9月現在、FIA-GTドライバー選手権部門のシリーズランキングトップです。
冷静で確実な、ベテランらしいレース展開を毎回見せてくれています。そしてイザという時は、クルムチャージで鋭い追い上げも見せます。
世界のクルム夫妻!
じつは、筆者は伊達公子さんのテニスだけは昔から見てました。
このFIA(国際自動車連盟)の公式世界選手権「FIA-GT」は、公式Webサイトで、直近の2レースが丸ごと見られますので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください(但し英語サイトです。)
日産GTRが、世界のスーパーカー、ランボルギーニ・ムルシェラーゴ、アストンマーチンDB9、シボレーコルベット、フォードGTを相手に、堂々の戦いを見せてくれています。
GT1 Championship Race from Beijing Watch Again 投稿者 GT1
日本では、あまり知られる機会が無くとも、ヨーロッパのアスリートたちは復興にエールを送ってくれています!



