いすゞ・べレット・1500

(ISUZU BELETT 1500 – PR40型 – 1966年)

珍しいべレットをご紹介します。
初代1500シリーズのマイナーチェンジ版、PR40型2ドアセダンです。
角目2灯のヘッドランプ、2枚ドアなのにセダン型のルーフを持つ珍しいボディ形状です。

外観の写真のみですが、かなり珍しい車種なので、ここに掲載させていただきました。

1963年に登場した初代べレット(PR20型)のマイナーチェンジ版として、同じく1500cc OHVエンジンを搭載していたのが、このPR40型のようです。

マツダ・カペラのような角目2灯ヘッドライトと、セダン型のルーフラインが特徴です。
テールランプも、2灯式の形状のものが着いていました。

最初、角目が初代かと思いましたが、角目は実はマイナーチェンジ後のモデルだそうです。

PR40型べレットの特徴的な異形角型ヘッドライトですが、この時代で異形角型であること自体が、非常に珍しいパーツです。
当時の国産自動車は、モデル専用の異形ヘッドライトを装備すること自体が、まだ殆ど無い時代で、多くは汎用サイズの角型か、丸型を使用するのが80年代初め頃まで主流でした。
フロントマスクの方向指示器は、いわゆる「クリアウインカー」に近い白色です。
バンパーには、控えめなオーバーライダーも装備されていました。

この写真のアングルだと、これがべレットとは判りにくいかもしれません。

べレットの名刺代わりと云える特長的なルーフラインをもちながらも、2ドアです。
ウエスとラインのモールや、異形のリヤホイールアーチから伸びるラインもべレットらしいデザインです。

べレットのスタイリッシュなラインが強調される真横からの一枚。
フロントフェンダーに貼られた「VAN」や「凸型のBS(ブリヂストン)マーク」が懐かしい!
ホイールは、社外品のRSワタナベでしょうか。

ドアの下が多少ヤレていますが、まだまだ現役復帰可能な状態に見えました。

【こぼれ話】
この個体は、職場の方に見せてもらった「原型不詳軽自動車」を探しに行った際に、偶然見つけたのでした。
家のショウルームの駐車場に長い間置かれているようでした。

この後、程なくしてこの個体はこの場所から居なくなっておりました。
非常に珍しい個体であることと、まだまだ再生出来るコンディションのように見えましたので、いつかまたあの低いOHVのエンジン音を轟かせて路上に復帰していただきたいものです。

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